現在、国民の8割が歯周病に罹患していると言われています。 そのうちの2割が難治性歯周病だと言われています。 つまり、歯周病治療をしてもなかなか治らない難治性歯周病に悩まされている方が10人に1人から2人いるということです。 歯周病は感染症ですので、難治性歯周病の保菌者から垂直感染、水平感染する可能性もあります。 当院では、そのような菌を保菌しているのかどうか検査する細菌検査を導入しました。 この検査を行うことにより、保菌者の家族の方々も、歯周病が発症する前に予防ができます。
近年、難治性歯周病に対し、従来行ってきた歯周病治療に並行して、抗生物質を服用し、内科的にも治療を進めていくことが有効であるということがわかってきました。 細菌検査結果で、歯周病のリスクが高いと診断した場合、内科的歯周病治療をお勧めします。
抗生物質(ジスロマックR)は、三日間の服用で、一週間作用します。 その一週間の間に2回来院して頂きます。 一回の処置につき、一時間程度、片顎ずつ行います。 体の中から薬で菌をたたいている間に、歯周ポケット内にもある菌も除いていき、体の中からと、外からの両方から同時にアプローチしていくという訳です。
抗生物質(ジスロマックR)の服用
1回目 上顎のSRP 2回目 下顎のSRP ※SRP・・・歯周ポケットの歯石やバイオフィルムの除去を行います。
再度、細菌検査を行い、評価します。